クラシックの発声とポップスの発声、何がちがう?

解説カンタ監修: 上野目 泰之4

同じ「歌」でも、クラシックとポップスでは声の出し方が変わります。ちがいをやさしく整理します。

結論:目的がちがうから、声の出し方もちがう

クラシックとポップスは、どちらも歌です。でも、めざす音がちがいます。だから、声の出し方も変わります。

クラシックは「響き」を大切にする

クラシックでは、マイクを使わないことが多いです。広いホールのすみまで、自分の声だけで届けます。そのため、体をよく響かせる発声を学びます。声を遠くまで運ぶための技術です。

ポップスは「ことば」と「気持ち」を大切にする

ポップスでは、マイクを使います。だから、大きな声よりも、自然な話し声に近い響きを大事にします。ささやくような表現も、マイクが拾ってくれます。ことばの届け方が中心になります。

教えるときに役立つこと

この2つのちがいを知っておくと、生徒さんに合った教え方ができます。「クラシックのつもりでポップスを歌うと、力が入りすぎる」といったつまずきにも気づけます。

どちらが上ということはありません。ちがいを知ることが、指導の幅を広げます。

どこから学べばいい?

自分がどちらの声に向いているか、どちらを教えたいか。まよったら、適性診断でいまの気持ちを整理してみてください。