結論:歌の上手さと、教える力は別ものです
「自分はそんなに歌がうまくないから…」。そう思って、一歩を止めていませんか。でも安心してください。上手に歌えることと、人に教えられることは、ちがう力です。
なぜ「歌える=教えられる」ではないのか
歌がうまい人は、感覚で歌えてしまうことがあります。すると、「どうやってその声を出しているのか」を、自分でも説明できないことがあります。
教える仕事で大切なのは、自分ができることではありません。相手のできないを、できるに変える道すじを示せることです。これは、別の技術です。
教える人に本当に必要な3つの力
- 聞く力 — 生徒さんの声の、どこに課題があるかを聞き取ります。
- 言葉にする力 — 「もっと響かせて」ではなく、具体的な手順で伝えます。
- 安全に導く知識 — 声をこわさない練習の進め方を知っていることです。
どれも、生まれつきの才能ではありません。学んで身につく力です。
では、自分はどのくらい歌えればいい?
お手本を示せる程度に歌えれば、まずは十分です。完ぺきに歌う必要はありません。それより、声のしくみを理解していることのほうが、ずっと役に立ちます。
不安なときの一歩
「自分にもできるのかな」という不安は、考えているだけでは消えません。いまの自分に合う道を、まずは適性診断で確かめてみてください。